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DAZ Studioとか3DCGについてのブログです。DAZ Studioの使い方を覚えながら撮影した画像を掲載しています。

Blender DAZ Studio

Blender を使った髪型作成メモ

投稿日:

今回は備忘録がてら、髪型作成の方法を簡単にご紹介します。
私は髪型作成にBlenderを使用していますので、Blenderを使った場合の説明となります。
使用しているBlenderのバージョンは2.77です。

髪型作成の手順

1. ベースのフィギュアをDAZ Studioからエクスポート

まず最初に、DAZ Studio からベースとなるフィギュアをobjでエクスポートします。
これをBlenderにインポートし、これをベースに髪型を作っていきます。

DAZ Studio でフィギュアを選択した状態で、[File]-[Export]を選択します。
ファイル名を入力した保存ボタンを押すと、以下のポップアップが表示されます。
いろいろと細かい設定ができますが、「To」で「Blender(1unit=50cm)」を選択して「Accept」をクリックします。
(これで元のサイズの2%の大きさに縮小されます。)

2. Blender でベースのフィギュアをインポート

DAZ Studio でエクスポートしたobjファイルをBlenderでインポートします。

インポートする際、「前方:」は「-Yが前方」、「上:」は「Zが上」を選択します。
この選択を間違えると、フィギュアがあらぬ方向を向いた状態でインポートされます。

3. Blender で髪型を作成

髪型メッシュの作成方法はいろいろとありますが、私はカーブをメッシュに変換する方法に落ち着きました。
以前は円柱のメッシュを整形して作っていたんですが、それだと複数のメッシュが重なりあうような多層構造にするのが難しく……。
ベジェは慣れないとちょっと使いにくいですが、慣れてしまえば複雑な髪の流れも比較的簡単に作れるので、作れる髪型の幅が拡がります。


ベジェカーブを追加し、カーブの形が一つの毛束の中心を描くように調整します。


編集モードでカーブの「変形:押し出し」と「ベベル:深度」の値を調節して厚みのある短冊を作ります。


「Alt」+「C」キーでカープからメッシュに変換します。


メッシュに変換後、編集モードで全選択し、「重複頂点を削除」をクリックします。
※重複頂点を削除しないと、押し出した部分とベベルの部分が繋がってない状態なのでいろいろと不都合が生じます。

以上のカープを使った髪の作成については、以下のブログを参考にさせてもらいました。
【伊藤覚留帳】Blender:カーブで髪の毛を作る


編集モードで全選択した状態で「U」キーを押下→「展開」を選択し、UV展開します。
UVマップをテクスチャに合わせて成型するのですが、全て手作業でするのはとても大変なので、自動成型してくれるアドオンを使います。
Uv Squares」を使うと、「Alt」+「E」キーで縦軸と横軸を真っ直ぐに自動成型してくれます。

Blenderでの髪型メッシュの作り方としては、以上が大雑把な説明となります。
後は細かい調整とか、効率的に作業するためにBlenderのいくつかの機能を使っています。

私が主に使うのは、ラティスとかミラー、再分割曲面といった機能です。
詳しい説明は割愛しますが、興味のある方は調べてみてください。

4. Blender から髪型メッシュをエクスポートする

Blender で髪型メッシュが出来たら、オブジェクトモードでエクスポートするメッシュを全て選択し、objでエクスポートします。


エクスポートする際、「選択物のみ」にチェックを入れることで、選択したメッシュのみをエクスポートすることが出来ます。
あと、「前方」と「上」の選択についてですが、インポート時と同じ「-Yが前方」、「Zが上」を選択してもいいのですが、それだとDAZにインポートした際、左右が反転した状態になってしまいます。

解決方法としては、Blenderでのエクスポート時は「-Zが前方」、「Yが上」を選択します。

5. 作成した髪型メッシュをDAZ Studio でインポートする

DAZ Studio で[File]-[Inport]を選択し、Blenderでエクスポートしたobjファイルを選択します。
すると、以下のポップアップが表示されます。

「From」で「Blender(1unit=50cm)」を選択したあと、「Depth(Z):」を「z」に変更して「Accept」を押下します。
(「Depth(Z):」を変更することで、「From」が「Custom」に変わりますが、とくに問題ありません。)

6. インポートした髪型メッシュにテクスチャを貼る


インポートした髪型メッシュを選択し、「Surfaces」タブを開きます。
「Diffuse Color」の左側の赤線で囲んだ箇所をクリックすると、リストが表示され、テクスチャ画像を選択できます。
リストの最上部にある「Browse」をクリックするとファイル参照が出来るので、髪テクスチャのカラーマップを選択します。

同様に、「Opacity Strength」ではアルファマップを読み込みます。
最低限これだけでも大丈夫ですが、スペキュラマップやバンプマップ(またはノーマルマップ)も同様の方法で読み込みできるので、用意した方がよりリアルな髪になります。

-Blender, DAZ Studio

執筆者:


  1. Nocky より:

    今度フルスクラッチで髪を作ろうと思ってたので参考にさせて頂きます!

  2. ALOS-78 より:

    >Nockyさん

    おっ、いよいよフルスクラッチで髪を作られるんですね。
    あまり需要はないだろうと思って、雑な解説なのであまり参考にならないかもしれませんが。。^^;
    ちなみに髪型作成はDAZ Studioの方がずっと楽です。
    SB3Uでの作業がいらないですし、アルファ病を気にせずに作れるので。
    なかなか大変かと思いますが、頑張ってください~

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