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Skin Builder 3 for Genesis 3 Female(s) の使い方

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「Skin Builder 3 for Genesis 3 Female(s) 」(以下「Skin Builder 3」)の使い方と、いろいろと試行錯誤した結果わかったことをメモとして残します。

「Skin Builder 3」を使えば、肌の色を変えたり、肌のディテールとなる質感やシミ、ソバカス、静脈、日焼け跡などを加えたりすることが出来ます。
また、眉毛や睫毛、瞳、アンダーヘアについてはいくつか用意されたものの中から好きなものを選んで使うことができます。

「Genesis 3 Female Genitalia」にも対応しており、「Genesis 3 Female Genitalia」を読み込んだ状態でスキンをビルドすることで、Anatomy としてテクスチャが生成されます。
ただし、Anatomy にはアンダーヘアは適用されないようです。(胴体のテクスチャのみに適用される)

最終的に保存したマテリアルは販売用に使用することも可能となっています。(無料配布は不可)

新たにスキンを購入しなくても、自分で好きなスキンを作れるので、かなり重宝するツールだと思います。
とはいえ、慣れないうちは思ったような肌の色が作るのも大変かもしれません。

ちょっとしたパラメータの違いでレンダリング結果は全然変わってきますので・・・・・・。
とりあえず基本的な使い方から簡単にご紹介していきたいと思います。

Skin Builder 3 の使い方

1. Skin Builder 3 の起動

「Skin Builder 3」を購入して最初に思ったことは、はて、どうやって起動するんだろう? ということでした^^;
しばらく探していたら見つかりましたが・・・・・・。

起動アイコンですが、Genesis 3 Female のキャラを読み込んだ状態で、「Smart Content」の「Utilities」を選択した中にあります。

「Skin Builder 3」というアイコンがあるのでダブルクリックして起動します。

2. 初期設定

起動すると以下のウィンドウが表示されます。

① 生成されたテクスチャを一時的に保存するフォルダの指定です。
 変更するたびに新しいテクスチャが生成されるので、すぐにフォルダの中がテクスチャでいっぱいになってきます。
 「Clean Up Tmp Directory」をクリックすることでテクスチャの削除が出来ますが、このボタンを押してもテクスチャが残ってしまう場合があるので、適宜手動で削除する必要があるみたいです。

② ユーザーズガイドとマーチャントリソースの契約についてのPDFが表示されます。

③ デフォルトでチェックが入っています。Iray用のマテリアルを作成する場合はチェックを入れたままにします。
 3Delight用のマテリアルを作成する場合はチェックを外してください。

④ 一番左のボタンは「Iray Preview」と「Texture Shaded」の切り替えボタンです。
 「Undo」で元に戻すことができ、「Redo」でやり直しができます。

3. スキンの設定


「Base」タブでベースとなるスキンの生成を行ないます。
「Pale Texture」、「Light Texture」、「Medium Texture」の値を調整することで、以下の4つのテクスチャをブレンドしたものが生成されます。

「Pale Texture」が white の割合です。
「Light Texture」が dark と light の割合で、0 で dark 100%、100 で light が100%になるようです。
50 だと dark 50% + light 50% といったところでしょうかね。
「Medium Texture」は mid の割合となりますが、「Light Texture」の値が高いほど影響が少なくなるっぽいです。

色白のキャラを作ろうと思って「Pale Texture」の値を大きくすると、血の気のないような灰色がかった肌になってしまいます。
個人的な感覚でいうと、「Pale Texture」は 0 ~ 20 程度にしておいた方がよさそうです。
「Light Texture」を 100 にしても、元の light テクスチャが明るさの限界になるので、それ以上はシェーダーで何とかするか、生成後のテクスチャをフォトレタッチソフトで加工するしかなさそうです。

「Skin Base Color Tint」以下の項目は、生成されるテクスチャには影響なく、シェーダーの設定になります。
「Skin Base Color Tint」は上記の項目で選択した値によって自動で変更されるので、とくに手動で変更する必要はなさそうです。

「Glossy Layered Weight[Skin Shine]」は光沢についての項目になりますが、上記の項目で選択した値によって自動で70 ~ 100 の間で設定されます。

「Glossy Roughness[Skin Oiliness]」も光沢に影響する項目となります。簡単に言うとテカリ具合です。
デフォルトは 50 ですが、60 以上にするとテカリが目に見えてわかるようになります。

「Top Coat Weight[Skin Edge Shine]」も光沢と同じように機能するプロパティのようですが、変更してもプレビューでは何故か変化が見受けられないので、スキン作成後に直接シェーダーを弄った方がいいかもしれません。

最後の「Skin Translucency Weight(Subdermal Layer)」は、半透明性の強さの設定になりますが、色合いへの影響がかなり大きいプロパティです。
皮膚の下に作られるレイヤーのイメージです。
デフォルトは 50 になっていますが、肌の色を明るめにしたい場合は 10 ~ 30 くらいにしておいた方がいいかもしれません。
値が大きいほど、光を反射が少なくなるので、暗めというか、肌の色が濃く見えるようになる傾向があります。

「Skin Translucency Color(Subdermal Layer)」は半透明の肌の下にあるレイヤーの色です。
反射しなかった光はこのレイヤーの色が反映するので、この色を調整することで肌の色合いを変化させることが出来ます。
Light Texture の値によって自動で調整されますが、この色は目安程度に考えて、レンダリング結果を見ながら微妙な色合いを調整をした方がいいでしょう。
ただ、この Translucency に限らず、シェーダー関係の調整はスキン作成後に「Surfaces」タブで直接シェーダーを調整した方がいいかと思います。(Skin Builder 上だと変更の度にスキンを生成することになるし、反映の確認がしにくいので・・・)

各項目を選択したら、「Build Skin」ボタンをクリックすることで、スキンのテクスチャが生成され、フィギュアにも生成したスキンが適用されます。

「Nipple Adj.」タブで乳首の色をオーバーレイで加えることが出来ます。
元のテクスチャより明るい色には出来ないので、あくまで濃くすることしか出来ません。
元のテクスチャより明るい色にしたい場合は、フォトレタッチソフトで明るくしかないかと思います。
シェーダーで多少はなんとか出来ますが、唇と違い、乳首だけにシェーダーを適用することは出来ないので^^;

「Color Blend」タブでは肌に指定した色をブレンドすることが出来ます。
SFやファンタジーに登場するような青い肌なども作れるようですが、この機能を使っても元のテクスチャより明るい色にはできないようなので、白を混ぜて色白の肌を作るといった用途には使えなさそうです。

4. スキンにディテールを加える

「Overlays」タブでは生成したスキンに様々なディテールを加えることが出来ます。

例えば、「Venis」タブではスキンに静脈を追加することが出来ます。
色と強さを設定し、「Apply Venis」ボタンをクリックすることで適用されます。

他にもシミやソバカス、ホクロ、ストレッチマーク、日焼け跡などがあります。

以下の各タブでも、同じような方法でスキンに様々な要素を加えることが出来ます。

「Makeup」・・・ チーク、アイシャドウ、アイライナー、リップといった化粧を施すことが出来る

「Brows」・・・ 39種類の眉毛が選択可能

「Lashes」・・・ 5種類の睫毛が選択可能

「Nailes」・・・ ネイルの色、光沢が設定可能

「Gen Hair」・・・ 20種類のアンダーヘアが選択可能(胴体のテクスチャにしか適用されず、性器テクスチャには適用されない)

5. カメラの設定

「Skin Builder 3」を起動すると、「Skin Builder 3」以外は操作できなくなるんですが、「Utilities」タブの「Camera」タブでカメラの操作とフィギュアの回転が可能になっています。

たまに「Skin Builder 3」を起動したときに、やたらとライトが明るくなるときがあるんですが、この画面の「Reset Camera」をクリックすると元に戻ります。
この事象は DAZ のフォーラムでも言及されてましたが、どうもバグみたいなものっぽいです。
最初はこれが仕様かと思って、このやたらと明るい状態で肌の色を調整するのか~っと思ってしまいました^^;

6. スキンの保存

「Utilities」タブの「Save Skin and Material Presets」タブで、作成したスキンを最終的に保存します。

インストールした直後は赤枠の中の項目が未入力の状態になっているので、設定が必要です。

一番上の、「Path For Finel Textures(…」で、保存する場所を指定します。
どこに保存してもいいんですが、私は My Library の中の /Runtime/textures/ フォルダの中に自分の名前のフォルダを作成し、さらにその中にキャラクターの名前のフォルダを作成して指定しています。

その下にある「Prefix for all product files(…」は、テクスチャのファイル名の頭につく文言となります。
私の場合は名前を入力しています。

「Choose Name of Character(…」も同様に、テクスチャのファイル名に含まれる名前となります。
キャラクターの名前などを入れておけばいいかと思います。

作成した全てのマテリアルを保存する場合、「Full Material Preset Name」の右にある「Create Material Preset」をクリックすれば保存され、以降はプリセットから呼び出せるようになります。

また、顔や唇、目といったパーツ別でも保存できるようになっています。

Anatomy は「Genesis 3 Female Genitalia」を読み込んだ状態でスキンをビルドした場合のみ生成されるようです。

以上のような簡単な操作のみで、販売も可能なマテリアルが作成できるというのは、とても画期的なツールだと思います。
当分はこのツールだけで夢中になれそうなくらいです(^^)

まあ作成中の自作髪も仕上げてしまいたいところなんですけどね。

ではでは。

-DAZ Studio

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