ALOSCOPE

DAZ Studioとか3DCGについてのブログです。DAZ Studioの使い方を覚えながら撮影した画像を掲載しています。

DAZ Studio

背景スクリーンを使ってお手軽にレンダリング【配布あり】

投稿日:2017年7月21日 更新日:

DAZ Studio ではキャラのみのレンダリングしか殆どしておらず、背景は写真合成くらいしかしていませんでした。
そろそろ背景ありのシーンを作りたいなと思いつつも、背景用のアイテムはあまり持っておらず・・・・・・。

そういえば某ゲームでは撮影用ブース(MOD)をよく使っていたので、同じようなものをBlenderで自作してみました。
出来たのはこちら。

実際の撮影ではよく使われるものらしいんですが、スタジオ関係者以外は殆ど知らないようです。
私も数ヶ月前までは全くその存在を知りませんでした。

背景にグラデーションを作るための撮影小道具で、「バックグラウンド・スクリーン」といった名称で呼ばれているようです。(ちょっと長いので以降は「背景スクリーン」と呼びます。)
3DCGの撮影においても、これはかなり便利なものです。

DAZ Studio でもこの背景スクリーンを使うことで、お手軽に良い感じのレンダリング画像を作ることが出来ます。
以下の画像は背景スクリーンを使ってレンダリングしたものです。

試験的にポイントライト1つだけで撮影しています。
Environment Mode は「Scene Only」、サイズは900×1200pxで、撮影時間は2分くらいです。
「Scene Only」でライトも1つだけなのでかなり速くなってます。

スクリーンの反射光によって、影がきつくなりすぎないので、ポイントライト1つだけであっても、わりとリアルな質感が出てくれます。
あと、スクリーンの傾斜によって背景にグラデーションを作っています。

これは以下のようなモーフを作って、背面の傾斜角度を調整可能にしていまして、角度をつけることによって、上にいくほど暗くなるというグラデーションが出るようにしています。

「Shaping」タブから「Back Angle」のモーフで背面の角度が調整可能です。

あと、これはライティングの話になるんですが、使用しているポイントライトの「Light Geometry」を「Point」→「Sphere」に変更し、エリアライトとして使用することで光をやわらかくしています。
これにより、影の輪郭がぼやけ、綺麗な陰影が出てくれます。

今回は「Height(Diameter)」を 30 にしていますが、ライトの大きさを変更することで、光の強さや影の出かたが変わってきます。
また、エリアライトとして使用することで、瞳に光が映りこむようになり、目のハイライトを作るのにも使えます。

ちなみにポイントライトと被写体の距離によっても明るさや影の出かたが大きく変わってくるのですが、エリアライトとして使用していることもあり、光がかなり減衰するので、上記の画像では「Luminous Flux(Lumen)」を 1500000(デフォルトの1000倍)にしてます。

背景スクリーンはデフォルトで白にしてあるので、色を変更したい場合は、「Surfaces」から「Diffuse Color」を変更します。

背景スクリーンは以下からダウンロードできますので、よければお使いください。

背景スクリーン Download Link (2017.7.22 11:00 更新)


リンクからGoogleドライブの画面を開いたら、右上のダウンロードアイコンからダウンロードできます。

インストール方法ですが、解凍して「My Library」にコピーしてください。

「My Library」の「Props」に「ALOSCOPE」というフォルダが追加されますので、その中の「backgroundscreen」をダブルクリックでシーンに追加できます。

DAZ Studio での配布は初めてなので、何か不備等ありましたら仰ってください。
※実は昨晩UPしたんですが、「data」フォルダが入ってないという致命的なミスをしていたので、あげ直しています。。。
もし既にダウンロードされている方がいらっしゃいましたら、お手数ですがダウンロードし直してくださいm(_ _)m

【2017.7.22 11:00 追記】
UVマップを調整してなかったので、スクリーンに背景画像を貼り付けられるように修正しました。

「Surfaces」タブから「Diffuse Color」の左側の四角い部分をクリックし、「Browse…」から画像ファイルを選択することでテクスチャマップとしてスクリーンに貼り付けることが出来ます。

後で写真合成した方が綺麗かもしれませんが、フィギュアと背景のパースを合わせるためのガイドとして使ってもいいかもしれません。

使用する写真は縦長の方がいいかと思いますが、以下のパラメータを変更することで調整は可能です。

「Horizontal Tiles」・・・ 横方向の尺度
「Horizontal Offset」・・・ 横方向の開始位置
「Vertical Tiles」・・・ 縦方向の尺度
「Vertical Offset」・・・ 縦方向の開始位置

最後に、背景スクリーンを使ってReina を撮影したレンダリング画像を載せておきます。

この画像では、ポイントライトを2つ使っています。あとはカメラの後ろに白板を置いているだけです。
先ほどの画像と同じく「Scene Only」、サイズは900×1200pxで、撮影時間は12分くらいです。

ライトを増やしたり、時間をかけたりすればもうちょっと良い感じになるかもしれませんが、10分くらいでこれくらいの品質なら悪くないんじゃないでしょうか。

ではでは。

-DAZ Studio

執筆者:


  1. ちっち より:

    6枚目のスクショ左上のようにポイントライトを大きくするにはどこをいじればいいんでしょうか?自分が置いたライトは放射状のままで白くまんまるにならないんです。
    それでも頂いたバックグラウンドスクリーンをもとにちょっとレンダリングしてみましたが凄いリアル感がでてきました。目標にしていた究極のリアリズムにまた1歩近づけました。
    でも基本的な事がまだわかってないのでライティングの技術もまだまだですし、そもそも
    今回の質問のようにライトの大きさ変更もできない状態です。
    今日は1日休みなんで朝から晩までめいっぱい弄り倒してやろうと思ってます!

    • ALOS-78 より:

      もう解決済みかもしれませんが、記事にも書いてあるとおり、ポイントライトの「Light Geometry」を「Point」→「Sphere」に変更し、「Height(Diameter)」を変更(記事では例として30にしてます)します。
      (5枚目のスクショ参照)

      現実の人物撮影でも、ライトの光を拡散して、光を柔らかくすることで、人物(とくに女性)が良い感じに見えるようになります。
      ライティングなどについては、現実の撮影の知識がけっこう役に立つので、参考にしてみるのもいいかと思います。

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